患者さんの負担を軽減する
技術があります

- 切らない・縫わない・腫れない術式
- 手術当日に歯が入る「抜歯即時荷重」
4本のインプラントですべての歯を支える
オールオン4にも対応しています。
ご予約・お問い合わせ
03-5316-5321
4本のインプラントですべての歯を支える
オールオン4にも対応しています。
インプラントは、失った歯を補う治療法として、真っ先にその名が上がるほど知られるようになりました。
失った歯を補う治療には、インプラントの他に「入れ歯」「ブリッジ」があります。入れ歯やブリッジは、支えとなる歯にダメージを与えてしまうという欠点がありますが、インプラントは他の歯に一切の負担を与えません。いわば、「他の歯を守る」治療とも言えます。
このような大きなメリットがある一方で、インプラントには欠点もあります。外科手術が必要なため、歯科の治療の中でも比較的患者さんの負担が大きいことです。
当院は、患者さんの身体的な負担を小さくするため、すべての症例で「切らない・縫わない・腫れない」インプラント手術を実践しています。
一般的なインプラント治療では、歯肉を切開して骨を露出させ、ドリルで骨に穴をあけてインプラントを埋め込みます(2回法の場合)。切り開いた歯肉を縫い合わせ、傷口を閉じます。傷が癒えるまでの間、数日間ではありますが、痛みや腫れが生じます。また、お顔にあざが出ることもあります。
①歯肉を切開して骨を露出させ、インプラントを埋め込む。
②歯肉を縫合し、傷が直ってから2次手術を行う。
当院では、切らない・縫わない・腫れない術式「フラップレス」を採用しています。フラップレスでは、歯肉パンチと呼ばれる器具で歯肉に穴を開け、骨にインプラントを埋め込んでいきます。歯肉を大きく切開しないので縫合の必要もなく、傷が小さいので腫れることもほとんどありません。
フラップレスの術式。歯肉を切開しないで手術ができる。
こう説明すると、簡単な術式と思われる方も多いと思います。
しかし、フラップレスは簡単ではありません。歯科医師の技術と、歯科医院の専門の設備、この両方が必要となる術式です。以下、詳しく説明します。
歯肉を切開しないということは、担当医は、骨を目視しながら施術ができないということです。このため、事前の検査で骨の様子を正確に知る必要があります。
骨の様子を正確に知るためには、通常のレントゲンでは対応できません。より高度な撮影ができる「CT」検査が必須です。CTは、お口の周囲を360度回転しながら撮影するので、立体的で精密なデータが得られます。
インプラント治療では、あごの骨に金属の土台を埋め込みます。骨の中には重要な神経や血管が通っており、これらを傷つけることがないように手術する必要があります。
CTで撮影した骨のデータを、コンピュータのシミュレーションソフトに取り込むことで、どのくらいの長さ・太さのインプラントを、どのくらいの深さで、どのくらいの角度で処置をすれば、正しい位置にインプラントが入るかわかります。
骨を露出せずに行うフラップレスだからこそ、事前の慎重なシミュレーションが欠かせません。
シミュレーションで作成した手術プランのデータをもとに、「サージカルガイド」という装置を作成します。
サージカルガイドは穴の開いたマウスピースのようなもので、これを患者さんのお口に装着して手術を行います。サージカルガイドの穴に従って手術することで、骨が見えない状態であっても、シミュレーションで作成したプラン通りの手術が行えるというわけです。
サージカルガイドを使うことで、人為的なミスがなくなり手術の安全性も高まるという効果もあります。
このような設備や技術によって、フラップレスという治療を実現しているのです。
多くの患者さんにとって、手術というと「怖い」「痛い」というイメージがあると思います。
インプラント手術の際はしっかりと麻酔を効かせるので痛みは抑えられるのですが、「怖い」というイメージは麻酔では払拭できません。特に「歯科恐怖症」の方にとっては、インプラント治療を受けるなんて考えるのも嫌なのではないでしょうか。
そんな方にお勧めしているのが、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」です。
鎮静剤を点滴で入れることで、患者さんはほぼ眠った状態で手術を受けることができます。
痛みがないのはもちろん、恐怖を感じることもありません。手術中の記憶もほとんど残らないため、多くの患者さんが「気付いたときには手術が終わっていた」と話されます。
全身麻酔に比べて、身体への負担も小さいのが特長です。
興味のある方は、お気軽にご相談ください。
一般的なインプラント治療では、歯を抜いた後、傷口が癒え、骨が安定するのを待ってからインプラントを入れる手術を行います。患者さんは数ヶ月の間、歯がない不便な生活を送ることになります。
当院では、抜歯した当日にインプラントを入れることが可能です。歯を抜いたあとの穴にインプラントを入れるので、多くの場合、骨造成なども必要ありません。手術当日に人工歯(仮歯)が入るので、歯を抜いたその日から食事を楽しむことも可能です。この術式を「抜歯即時荷重」といいます。
※硬いものを避けるなど、安定するまでの間は食事に制限があります。
※症例によっては、抜歯即時荷重が行えないこともあります。
総入れ歯の方や、虫歯や歯周病で多くの歯を失ってしまった方にお勧めの治療法が「オールオン4(All-on-4)」です。
失ったすべての歯をインプラントで補おうとすると、手術の身体的負担が大きくなるだけでなく、治療費も莫大になってしまいます。オールオン4は、歯肉と一体化したすべての歯を、たった4本のインプラントをで支えます。インプラントの本数を抑えられるので、患者さんの身体的な負担・経済的な負担が大きく軽減されます。
手術当日に仮歯が入るので、その日から「噛む」ことができるのも大きなメリットです。
無菌状態がインプラント治療の成否を分けます。当院ではオペ専用の個室診療室があります。
全世界のドクターから信頼されている「ストローマン SLActive」を利用しています。
特殊な表面処理により親水性が高く、従来品よりも早く骨と結合するので、治療期間の短縮が見込まれます。
当然のことですが、使用する材料・機材等はすべて滅菌消毒し、使い捨てできるものはすべて使い捨てをしっかり行っております。
インプラント体は7年、上部構造は5年の保証を行っております。
治療後、インプラントを長持ちさせるために大切なことは「術後のメンテナンス」です。特に、「インプラント周囲炎」という病気に注意を払わなければなりません。
インプラント周囲炎は、いわばインプラント版の歯周病です。症状が進行すると、インプラントの周囲の骨が溶けてしまい、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまいます。天然歯の歯周病と比べて病気の進行速度が非常に速く、注意が必要です。
当院では「セカンドオピニオン」を積極的に行っております。
ある症例を100人の医師が診断したとします。その結果、治療内容はどうなると思いますか? 患者さんは「1つの答え」に落ち着くと思うかもしれませんが、実際は何パターンもの治療法が提示されることになります。これは歯科医師によって、治療に対しての考え方や方針が異なるためです。
こう言うと、「いちばん正しい治療法はどれなの?」と不安に感じてしまうと思います。しかし、どの治療法にもメリット・デメリットが存在します。最終的に、どの治療法が良いのかは患者さん自身の判断が求められます。
治療法の選択に悩んだ場合、患者さんができることは、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解し、ご自身の価値観に合った治療法を選択することです。そこで「セカンドオピニオン」を活用してください。複数の医師から治療法を聞くことで、ご自身に合った治療法が選択できます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。